2012年07月17日
コザを舞台にした小説「インバウンド」完成!
7月16日(月)の「アジクーターラジオ」のゲストは、
横浜市在住の小説家、阿川大樹さんでした。
この度、阿川さんの最新作
『インバウンド』
が出版されるにあたり、プロモーションで来沖している最中、ご出演頂きました。
今回の作品、何と舞台はここコザの街。
コザ高校を卒業後、両親の反対を押し切る形で、お付き合いしていた彼とも別れを告げ、一人東京の短大へと進学、そして就職。ある事件をきっかけにコザに戻って来た理美。しかし、誰にも戻って来たことを伝えず、ゲストハウスで生活。おもろまちのコールセンターに就職が決まる…。
基地と音楽の街・コザと、おもろまちのコールセンター。
ふたつの街を舞台にした小説が完成!
小説家・阿川さんが初めてコザに来たのが、8年前。
そこで、出会い繋がった街の人達。
そして、今回の小説に着手してから4年。
その間も何度もコザの街を訪れては、ゲート通りにあるカフェ「オーシャン」で半分程を執筆。またそこで様々な人達と出会い、繋がっていったそうです。
阿川さん曰く、普通東京などでは、何かするにしてもある程度の手続きの様なものがついてくるけれど、コザの街は、すぐに人づてにあれよあれよと繋がり、いつの間にか物事が決まってしまう場所だとおっしゃってました(笑)
実は、去年も小説執筆でコザに滞在中、FMコザの前を散歩しているところを呼び止められてのFMコザ出演。今回出版された作品についてお話頂きました。そして、今回も作品の完成を報告に来られた所を、急遽ご出演頂きました!
阿川さん、どうもありがとうございました!
『インバウンド』(小学館) 1365円
全国の書店をはじめ、もちろん県内でも宮脇書店、TSUTAYAなど各書店で購入する事が出来ます!
阿川大樹さんプロフィール
1954年東京生まれ。東京大学在学中に野田秀樹らと劇団「夢の遊眠社」を設立。企業のエンジニアを経て、シリコンバレーのベンチャー設立に参加。99年「天使の漂流」で第16回サントリーミステリー大賞優秀作品賞受賞。05年「覇権の標的」で第2回ダイヤモンド経済小説大賞優秀賞を受賞し、デビュー。他の著書に、「D列車でいこう」「幸福な会社」などがある。
阿川大樹公式サイトはこちらです
今回、「インバウンド」のPVも制作したそうです!
その中に、FMコザとある人物が一瞬映ってます!要チェック!
【イベント情報】
7月17日(火)
民謡ステージ姫&ジャンバラヤ Presents「沖縄復帰40周年」記念
フレンドリーLIVE ROCK×うちな〜民謡
7月22日(日)
あざまサンサンビーチまつり
Posted by DJモーリー at 08:30│Comments(3)
│インフォメーション
この記事へのコメント
面白そうです。
すぐにでも注文して購入します!
すぐにでも注文して購入します!
Posted by Tokyotanucat at 2012年07月17日 08:50
Tokyotanucatさんへ
ありがとうございます!
って、僕が書いた訳ではありませんが(笑)
きっとコザの街の風景が思い浮かぶと思いますよ〜。
ありがとうございます!
って、僕が書いた訳ではありませんが(笑)
きっとコザの街の風景が思い浮かぶと思いますよ〜。
Posted by FMコザ たけし at 2012年07月17日 14:11
その後、すぐ購入したのですが、読む時間がとれる電車通勤時に持つには、本のサイズが重くかさばり…後回しになった結果、1年経った夏季休暇の今日、読み終えました。
遅くなり失礼致しました。
(1日で読めました)
大変に面白く、コザと東京の両方を熟知している私にも違和感がなく、よく調査されていて感心しました。
また、沖縄についてこちらが気付かされる点も多く、郷土色を存分に活かしながら、現代人の関心を惹く話題に結び付けた完成度の高い作品で、是非多くの方々に読んで頂きコザの街の知名度アップに貢献して頂く事を願いたいところです。
沢山有る素材の中、コザの街に着目して下さった阿川大樹先生に感謝と敬意を表します。
遅くなり失礼致しました。
(1日で読めました)
大変に面白く、コザと東京の両方を熟知している私にも違和感がなく、よく調査されていて感心しました。
また、沖縄についてこちらが気付かされる点も多く、郷土色を存分に活かしながら、現代人の関心を惹く話題に結び付けた完成度の高い作品で、是非多くの方々に読んで頂きコザの街の知名度アップに貢献して頂く事を願いたいところです。
沢山有る素材の中、コザの街に着目して下さった阿川大樹先生に感謝と敬意を表します。
Posted by Tokyotanucat at 2013年08月10日 21:40